投資信託のノーロードファンドの意味とは?初心者にはおすすめできないのか?

投資信託のノーロードファンドとは何?

投資や資産運用に興味はあるけど、どの商品が良いのか、どのように投資、運用すれば良いのかわからない場合には投資信託がおすすめだと言われています。

FXや株式などと同様に投資した商品の値段が下がれば損をする可能性はありますが、自分の代わりに資産運用のプロであるファンドマネージャーが売買を進めてくれるため自分で運用する手間や知識がなくても大丈夫と言うわけですね。

かく言う私も投資未経験者なのですが、楽天証券が楽天スーパーポイントでの買い付けに対応したことを受けて投資信託に興味を持っております。

少し調べてみると、どうやら投資信託はノーロードが良いらしいと様々なサイトで書かれていましたので、ノーロードファンドとは何か、本当に初心者におすすめなのかなどについてまとめました。

ノーロードファンドなら販売手数料が無料!

ノーロードファンドとは、投資信託の購入にかかる手数料が無料の商品のことを言います。

投資信託は、購入する際や売却する際に手数料が発生するケースが多くあります。
しかし、この手数料は証券会社ごとに設定することができるので、証券会社によっては買い付け手数料が無料の投資信託もあります。
買い付けするときにかかる手数料(ロード)が無料なので、このような商品をノーロードファンドと言います。

投資信託にかかる費用は販売手数料だけじゃない?

販売手数料がかからないと聞くととてもお得なように思えますが、投資信託にかかるコストは他にもあります。
そのため、ノーロードだからと言って投資信託で得た利益がそのまま受け取れるわけではありません。

投資信託は、販売手数料以外にも次のような費用がかかります。

  • 信託報酬(運用管理費用)
  • 信託財産留保額(売却手数料)

信託報酬(運用管理費用)

販売手数料は、購入する際に1回のみかかる手数料です。
しかし、信託報酬はファンドマネージャーが複数人から集めた資金を運用することに支払う手数料なので年〜%のように毎年一定の割合で支払う必要があります

信託報酬は投資信託商品によって異なるので、できるだけ運用管理にかかる手数料を抑えるならここのコスト面を比較するのが良いでしょう。

信託財産留保額(売却手数料)

購入する時と同様に、投資信託を売却する時にも手数料が発生します。
これも、売却時の1度のみ発生するコストです。

ノーロードファンドと同じように、信託財産留保額が無料の商品もあります。
しかし、売却手数料がかからない代わりに信託報酬が高めに設定されているというケースもあるので総合的に判断する必要があります。

投資信託初心者はノーロードファンドを選んではいけない?

調べてみると、投資信託には販売手数料以外にもコストがかかることが分かりました。
投資であれば、損をする可能性も、販売手数料がかかることも頭に入れておいたほうが良いでしょう。

投資初心者であれば、販売手数料のかからないノーロードファンドは手を出しやすいことは確かですが、信託報酬、信託財産留保額も含めて総合的にどの商品を購入するかを決めるべきです。

投資信託なら、実際の運用はファンドマネージャーが行ってくれるので詳しい知識は不要かもしれません。
しかし、どの投資信託を買うのか決める、どのようなリスクがあるのかを把握するにはやはり勉強するのが一番です。

毎月分配型の投資信託もある

投資信託の中には、毎月分配金が出る商品があります。
この分配金が高い投資信託は人気のある商品ではありますが、分配される金額が大きいからと言ってその分得するというわけではありません。

分配される金額は、運用による利益から出る場合もありますが、商品によっては集めた元本を切り崩すことで高い金額を分配する商品もあります。
元本が減っていくと、運用される額も小さくなるので、今後発生する利益も徐々に小さくなっていく可能性があります。

毎月分配型と言っても複数のタイプがあるので、それぞれの特徴を把握した上で購入することが重要となるようです。

ノーロードファンドの意味と初めての投資信託購入のポイント

ノーロードファンドとは、投資信託を買う際の手数料が0円の商品です。
この購入手数料以外にも、投資信託には信託報酬(運用管理費用)と信託財産留保額(売却手数料)がかかる場合があります。

そのため、ノーロードファンドだからといって一切の手数料がかからないわけではないので注意が必要です。
初めて投資信託を購入する場合には、購入手数料が無料のノーロードファンドであることに加えて、信託報酬、信託財産留保額にかかる費用も比較しながら投資信託を選ぶのが良いでしょう。

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