履歴書のメールアドレスの正しい書き方と評価を下げないためのポイント

履歴書のメールアドレス欄は書くべき?

履歴書の規格によっても欄は異なりますが、Eメールアドレスを記入する箇所が用意されていることもあります。
ただEメール欄のない履歴書もあることから必ず記入が必要というわけではない、という意見も。

Eメールアドレスは記入が必要なのでしょうか?
この記事では、Eメールアドレスを書くべき理由、正しいメールアドレスの書き方、採用担当者は何を見ているのかについて説明していきます。

履歴書にメールアドレスを書くべき3つの理由

Eメールアドレスの記入が必須でない場合でも、記入することで次のようなメリットがあります。

  • 文章が残る
  • いつでも連絡を受けられる
  • 添付ファイルの送受信が可能

「若い世代は電話対応が苦手」というネットニュースがよくありますが、電話連絡は情報をメモしなければいけませんし、正しい敬語を意識しなければいけないので気苦労があるのは確かです。

ですが、メールアドレスなら重要な情報がデータとして残るので非常に便利です。

さらに、電話連絡はする側も受ける側も労力が要ります。
メールなら企業側も自由なタイミングで連絡をすることができるので、スムーズな対応ができます。
ただ、メールアドレスは少なくても1日に1度は確認できるものにして、企業からの連絡を1日以上も放置するということがないようにしましょう。

また、企業から資料や要項などが送る場合には、添付データをつけることもできます。
地方に住んでいるため面接などに必要な資料がなかなか届かない、という心配もないのです。

履歴書のメールアドレスの正しい書き方|記入欄がない場合はどうする?

メールアドレスは、専用の欄が設けられている場合にはそこに書きましょう。
しかし、履歴書にメールアドレスの記入欄がない場合には連絡先の欄に書くのが一般的です。

中には、住所と連絡先に同じ情報を書いてしまう人もいますが、同じことを重複して書いてはいけません。
連絡先には、実家の連絡先やメールアドレスなどの主たる連絡先(現住所や電話番号など)以外を記入しましょう。

メールアドレスには、漢字やひらがなとは違い見間違いやすい字(9とqなど)も含まれる可能性もあるので、活字で判読しやすいように書きましょう。

同じ欄に「Eメールでもご連絡を拝受できます。」などの一言を付け加えておくと丁寧です。

メールアドレスにフリガナはどうふれば良いい?

使用しているメールアドレスに、間違いやすい文字が含まれている場合にはフリガナをふりましょう。
住所などにふりがなをふる時は、番地や号室などの数字を含む箇所以外にルビをつけるのが一般的です。

メールアドレスの場合には、ドメイン名(@~.jpなど)の手前までにフリガナをつけると読みやすくなります。
アドレスが長い上に、読み間違う可能性の高い文字を含む場合には、就活、転職活動用のアドレスを取得しても良いでしょう。

アドレスはフリーメールやスマホメールでも大丈夫?

就活や転職の連絡先にするメールアドレスは、フリーメールと呼ばれる誰でも取得できるメールアドレスで構いません。
フリーメールは、セキュリティ上の観点からは銀行やクレジットカードなどのインターネットサービスでは使用できないケースもあります。

しかし、就活や転職ではあくまでも連絡ようです。
すでに使っていたフリーメールでも良いですし、ない場合には新規で取得しても良いでしょう。

ただし、アドレスに意味のある文字列や不要な個人情報が含まれているものは相応しくありません。

意味のある文字列とは、tenshoku-umakuiku(転職うまくいく)やblackandwhite(白と黒)などの意味深なものや、いわゆる痛い感じのものは避けましょう。

履歴書提出後にアドレスの間違いに気づいたら?

もし、履歴書の提出後にメールアドレスの記入ミスに気がついたらどのように対処したら良いでしょうか?

メールアドレスが間違っていれば、住所や電話番号に連絡がくるだろうと思うのは間違いです。
通常は書類選考の通過をメールで連絡をしているのなら、連絡がつかない場合には電話をしてくれるとは限りません。

特に書類選考の通過者が多いのであれば、メールでの連絡ができないということが致命的なミスとなる可能性もあります。

提出後にメールアドレスのミスに気がついたら、早急に訂正の連絡をするようにしましょう。
正しい連絡先を伝えることが目的ですので、電話でも正しいメールアドレスからの訂正でも良いですが、応募者本人からの訂正であることの確認ができる方が良いです。

メールアドレスは合否の判断に影響する?

メールアドレスそのものは、合否には関係しないと言われています。
しかし、選考結果や案内が届かないということがあれば別です。

メールアドレス1つをとっても、ビジネスマナーや常識を持っているかはわかります。
就活などに相応しくないアドレスは避け、読みやすいように記入することを心がけましょう。

加えて注意したいのは、スマホなどのメールを記入するときはスマホのフィルタリング機能です。
フィルタリングは迷惑メールを防ぐのには便利ですが、許可していないパソコンからのメールなども選り分けてしまうことがあります。

設定を変更して、企業からのメールを確実に受け取れる状態にしておきましょう。

履歴書のメールアドレスの書き方のまとめ

履歴書にメールアドレス欄がない場合には、連絡先に読みやすい文字で書きましょう。
記入するアドレスはスマホや携帯のアドレスは避けて、パソコンのメールにしましょう。

ビジネスシーンでスマホを使うことも増えていますが、スマホやケータイはプライベートなものと考えている採用担当者も少なくありません。
パソコンのメールアドレスを持っていない場合には、無料で作ることができるフリーメールがおすすめです。

アドレスは複雑すぎずシンプルなもので構いません。
ただし、誕生日や暗証番号などを連想させるものは個人情報への意識が低いことをうかがわせることもあります。

苗字と意味のない英数字の組み合わせが無難だと言えます。

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