アフィリエイトのジャンルの選び方【初めてでも失敗しない】

アフィリエイトのジャンル選びのポイント

「アフィリエイトは稼ぐのが難しい」とよく言われますが、その理由の1つはジャンル選びに失敗していることです。
ジャンル選びに失敗すると、次のようなことが起こります。

  • アクセスが集まらない
  • ユーザーがきているのに売り上げに繋がらない
  • 月1万円の壁を超えることができない

特に初めてアフィリエイトを始めると言う場合には、慎重にジャンルを選ぶ必要があります。
稼げるジャンル、今後も伸びていくであろうジャンル、選んではいけないジャンルなどについても説明していきます。

アフィリエイトで稼ぎやすいジャンルとは?

アフィリエイトを始めたい!と思った理由は人によって様々だと思いますが、副業の1つとして考えている方も多いでしょう。

副業といえども、やはりしっかりと稼げなければ意味がないですよね。
どのジャンルが稼げるのかを知るには、まずはアフィリエイトで売り上げが発生する仕組みを理解することが必要です。

ジャンル選びの際に意識する3つの数値

アフィリエイトで売り上げが上がる基本的な流れは次の通りです。

  1. ユーザーがサイトを訪問
  2. 掲載している広告をクリック
  3. ユーザーが申込や購入を行う

つまり、サイトに多くの人を集客できて、多くの人が購入につながるようなジャンルが良いということです。
売り上げは、(PV)×(CVR)×(成果報酬)で決まります。
この3つの数値を意識することが失敗のないジャンル選びにつながります。

選び方のポイント:ネットでの市場規模が大きい

最初に意識するポイントは、ネットでの情報収集、購入・申込する人が多いジャンルかどうかです。

例えば、サプリメントなどの健康食品はアフィリエイトのジャンルとして有名です。
しかし、サプリメントならどのようなものでも良いわけではありません。

美容に気を使いビタミンCのサプリメントについて調べている人が一定数いても、多くの人がネットではなく近くのスーパーやドラッグストアで購入するのであればアフィリエイトによる成果は期待できません。

業界の市場規模の調査報告などがあれば、ジャンルごとの市場規模も把握しやすいですが、重要なのはネット経由での市場規模です。

なかなかネットでの市場規模を調べたり、その数字が大きのか小さいのかを判断するのは難しいので、そのような判断基準の1つにするのが検索ボリュームです。

ジャンルごとの検索ボリュームを調べる

検索ボリュームとは、あるワードでの検索が月間どれくらい行われたのかを示すデータです。当然、この数字が大き方がより多くの人がそのジャンルについて検索をしていると判断することができます。

前述の通り、ネットで検索しているからといって、ネットで購入するとは限りませんが1つの指標として大体の数字を把握しておくと良いでしょう。

検索ボリュームは無料のツールでも調べることができ、Googleのキーワードプランナーやaramakijakeなどでおおよその数字を取得できます。

ジャンルごとのおおよその検索ボリュームを紹介

ここでは、幾つかのジャンルのおおよその検索ボリュームを紹介しながら、説明していきます。
乳酸菌サプリ:7000
睡眠サプリ:2000
キャッシング:45000
脱毛サロン:10000
自動車保険:150000

検索ボリュームはツールによって多少異なったり、常に一定というわけではなかったりするので参考値としてご覧ください。
アフィリエイトのジャンルとして有名なキャッシング、自動車保険は検索ボリュームが1万以上で、ある程度大きな市場であると予想できます。

脱毛サロンの10000が少し少なく見えるかもしれませんが、実際には「医療脱毛」やサロン名、クリニック名で検索する人も多いため、大きな市場であると考えられます。

市場が大きいというのは、その分稼ぐことができるチャンスが多いということですが、初めてアフィリエイトにチャレンジするというかたはジャンルの検索ボリュームが数千のものをお勧めします。

大き過ぎず、ニッチ過ぎないジャンルでサイトの作り方、記事の書き方、ユーザーの集め方、申込までの誘導を行う感覚をつかんでいくのが良いでしょう。

数字を見るのが苦手ならASPで商品を確認するのが早い

検索ボリュームを一々調べるのが面倒という場合には、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録して、どのような商品の広告があるのかを確認することをおすすめします。

多くのASPは、まだサイトやブログを持っていなくてもメールアドレスなどがあれば登録できます。
登録をしたら、広告を検索してどのようなジャンルの商品があるのかを把握していきます。

この時に、あるジャンルの商品が1つではなく複数あるジャンルの方が安心です。
なぜなら、商品が少ない(広告主が少ない)というのは、そのジャンルのネット市場が活発でない可能性が高いからです。
また、商品が1つではその商品の広告が終了した場合に、紹介する商品がなくなってしまうリスクが高いとも言えます。

選び方のポイント:CVRが高い

CVRとは、サイト訪問者のうちどのくらいの人たちが申込・購入のアクション(成果地点への到達:コンバージョン)したかの割合のことです。
例えば、100人のうち1人が購入した場合には、CVR(コンバージョンレート)は1%と言うことです。
一般的には、緊急性が高い、申込によるデメリットが少ないジャンルはCVRが高いと言えます。

緊急性が高いとは、後回しにしても問題ないようなものではなく、すぐにアクションをしないと自分にデメリットがあるようなものです。
例えば、キャッシング(カードローン)の申込は、ユーザー側にお金を用意しなければいけない理由があるためアクションにつながりやすいと考えられます。

もう一点は、ユーザーへの申込によるデメリットが少ないことです。
どのようなアクションでも、その前にはアクションすべきかどうかの葛藤があります。

分かりやすい点だと、金額が高い、個人情報の入力が必要、十分な情報を得られていないことによる不安などです。

これらのデメリットと、アクションした場合のメリットを天秤にかけて、ようやくコンバージョンにつながるのです。

金額が高いことは、成果報酬の高さにもつながるので一概には言えませんが、初めてのアフィリエイトの場合には、数千円以内で購入できる商品や、高額な場合でも契約ではなく、申込や資料請求でCVとなるような商品のジャンルを選ぶと良いでしょう。

選び方のポイント:成果報酬が高い

選び方の最後は成果報酬です。

成果報酬が低い(商品の金額も安い)方が、ユーザーにとっては購入しやすいのは事実ですが、1件売れても数百円にしかならないようなジャンルは避けた方が無難です。

成果報酬が低いものをたくさん売るというのも戦略としては有りです。

しかし、たくさん売るためには、たくさんのユーザーを集客する必要があり、そのためには多くの記事をかく、書いた記事の順位を上位表示させるという作業が必要です。

この2つの作業は非常に重要な作業ですが、新規でサイトを作って行く場合には思ったように結果がでないケースがほとんどなので、売り上げがでない状態で1件数百円のために作業を黙々と続けて行かなくてはいけません。

アフィリエイトはリスクの少ない副業と言われていますが、その一方でアフィリエイターの多くは月5000円の壁を超えていないそうです。
月1万円を目標とした場合でも、1件100円の商品なら100件売らなければいけませんが、1000円なら10件、1万円なら1件で達成できます。

成果報酬が高いジャンルは、競合が多い可能性もありますが、成果報酬が低いからといって競合がその分弱いとも言えないので、まずは1件1000円〜10000円程度のジャンルを検討するのが良いでしょう。

アフィリエイトで成功するポイントは継続すること

PV、CVR、成果報酬の3点でアフィリエイトのジャンル選びについて説明しましたが、それらと同じくらいに重要なことが選んだジャンルで継続して作業をすることができるかどうかです。

多くのアフィリエイターが月5000円の壁を超えることができていないのは、継続することができていないのが理由の1つだと思います。
どんなに成果報酬がよくても、記事を書くのが難しい、面白くないなら継続するのは当然難しくなります。

まずは、あなたの興味のあるジャンル、詳しいジャンルを書き出してみましょう。

過去に一生懸命調べたこと、興味を持っており検討していること、仕事に関連して専門知識を持っていることなど、なんでも構いません。
アフィリエイトのための文章は、書く側もつまらないだけでなく、読む側にとっても面白くない可能性があります。

まずは、あなたの知識や興味がある分野を洗い出して、そこから市場規模や商品について調べていくのが良いでしょう。

興味や知識がなくても稼げそうなジャンルがあれば、2サイト目、3サイト目でチャレンジするのが良いでしょう。

アフィリエイトで選んではいけないジャンル

選び方のポイントの逆を考えることで、選んではいけないジャンルが見えてきます。

  • 興味や知識がないジャンル
  • ネットで購入、申込しないジャンル
  • 商品が少ない(商品が少ない)ジャンル
  • 今申し込む理由がないジャンル
  • 申込のデメリットが多いジャンル
  • 成果報酬が低すぎるジャンル

これらに加えて一過性のブームになりそうな商品(一部の健康食品など)、季節性の要因が強いもの(カニや福袋など)避ける方が良いでしょう。

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