ブログの記事タイトルでSEO効果を狙う時に守るべき5つのルール

ブログの記事タイトルは本文よりも重要?

ブログを書いている、アフィリエイトサイトを運営している方なら、毎日記事を書くことの大変さを知っている方も多いでしょう。
SEOの観点からも短すぎる記事は評価が低くなる傾向があるので、1記事書くのにもそれなりに時間がかかります。

しかし、本文と同じくらい、場合によってはそれ以上に重要なのが、記事のタイトルです。
1、2分で記事のタイトルをつけている、と言う場合には、SEOの面で損をしている可能性があります。

特に、記事を書いてもなかなか上位表示されないと言う場合には、記事のタイトルが影響している可能性が高いです。

タイトルは何を誰にどう伝えるかを意識する

タイトルに限ったことではなく、ブログの記事本文や会社で使う資料についても言えることですが、意識すべきは何を(WHO)、誰に(WHO)、どう(HOW)の2W1Hです。

特にブログでは、自分の書きたいことが先行してしまって読者を意識したタイトルになっていないケースがあります。
実は、ブログなどのWEB記事のタイトルは、クリック率の数%だけではなく、順位そのものにも影響を与えます。

より丁寧にタイトル付けをしてクリック率を上げていく場合には、2W1Hになぜ(WHY)、いつ(WHEN)、どこで(WHERE)でを加えた5W1Hで考えても良いでしょうが、今回紹介する2W1Hだけでも十分SEO的にも良いタイトルをつけることができます。

ブログの記事タイトルでSEO効果をアップさせる5つのルール

ブログの記事タイトルは、誰に、何を、どうの3つを意識するだけでぐっとよくなります。

しかし、いきなり「2W1Hを意識して!」って言われても簡単ではありませんよね。
そんな時は、次の5つのルールにそってタイトルを考えてみてください。

まずはルール①〜③で、「誰に」、「何を」の部分を考えましょう。
その2点がクリアできていれば、タイトルの80%はできたも同然です。

その後ルール④、⑤で「どう」を意識して他のサイトと差別化をしてCTRを上げる工夫をしましょう。

①タイトルはキーワードを意識しないとユーザーにもGoogleにも伝わらない

Googleなどの検索エンジンでは、キーワードを入力して検索をするので、どのキーワードで表示されるべき記事なのかをまずは考えましょう。
例えば、この記事であれば「ブログ 記事 タイトル」などのキーワードで表示されることを意識しています。

「ブログ 記事 タイトル」で検索する人はどういう人でしょうか?
おそらくこんな悩みを持っている人がいるはずです。

  • ブログの記事タイトルをもっと魅力的にしたい
  • クリック率が上がるタイトル付けのコツを知りたい
  • タイトル付けをもっとスピーディに行いたい
  • SEOを意識したタイトル付けについて情報収集をしたい

つまり、このような悩みを持った人が「この記事読んでみたい!」と思うようなタイトルでなければ良いタイトルにはならないのです。
実際に、今書いている記事が狙っているキーワードにマッチしているかを調べるには、検索をしてみましょう。

「ブログ 記事 タイトル」で検索すると、上位10サイトのうち8割、9割のサイトが上手な記事タイトルをつけるコツについての記事です。
ただタイトルに「ブログ」、「記事」、「タイトル」の3つの単語を入れるだけではなく、ユーザーが求めている内容で記事本文を書き、タイトルをつける必要があります。

②狙っているキーワードにタイトルを最適化する

アクセスが来ているページでも狙っているキーワードで上位表示されていないケースもあります。
狙ったキーワードで上位表示されていなければ、次のようなデメリットがあります。

  • PV数が増えない
  • CVにつながらない

「ブログ おすすめ」をキーワードに記事を作ると、「ブログ おすすめ」以外のキーワードで検索したユーザーにもページが表示される可能性があります。
例えば、次のような検索ワードがあります。

  • 「ブログ おすすめ 無料」
  • 「ブログ おすすめ アフィリエイト」
  • 「ブログ おすすめ 比較」

などなど

基本的には、単語数が1語から2語、2語から3語のように増えていくと検索ボリュームは小さくなります。
そのため、狙っている以外のワードでの集客のみでは、PV数は頭打ちになります。

狙っているワードで上位表示させるには、タイトルをキーワードに対して最適化していきましょう。
「ブログ おすすめ」で検索して上位10サイトを確認すると、次のどちらかをテーマにしている記事が表示されます。

  1. おすすめのブログサービス(どのブログを使えば良いか)
  2. 人気のあるブログ(誰のブログが人気か)

上位サイトのほとんどが上の2テーマなら、どちらかをメインテーマにしていなければ「ブログ おすすめ」で上位表示させるのは難しいでしょう。
例えば、「面白いブログを書きたいなら読むべきおすすめの本」、「ブログサービスのワードプレスでおすすめのテーマ」、「アパレル店Aのブログで紹介しているおすすめ商品」などでは上位表示は難しいということです。

極端な例ですが、書いた記事のテーマを細かく見ていくと、上位表示されている記事のメインテーマからずれていることはよくあります。

どのようなキーワードで順位がついているかは、Google Search Consoleで確認ができます。
無料で利用できるのでこの機会に使用してみても良いでしょう。

③1ページ1テーマになっていない

書いた記事が1ページ=1テーマになっていない状態、つまり1つのページに言いたいことを詰め込みすぎている状態では上位表示は望めません。

アフィリエイトで人気のジャンルでもある脱毛で、次のような記事タイトルをつけたとします。
「キレイモと脱毛ラボの口コミ!実際に2店舗に通いました!」

このタイトルでは、「キレイモ 口コミ」と「脱毛ラボ 口コミ」の2つの言いたいことが入っています。
この状態では、ユーザーもGoogleも「この記事は何をテーマにした記事?」と迷ってしまい、結局どちらのキーワードでも上位表示されません。

この場合には、「キレイモ 口コミ」、「脱毛ラボ 口コミ」の2ページに分けるか、「キレイモ 脱毛ラボ」もしくは「キレイモ 脱毛ラボ 比較」など別のテーマにタイトルを最適化したほうが良いでしょう。

④数字を入れてタイトルに分かりやすさ、具体性を加える

WEB記事を見るユーザーは、暇ではありません。

お金を出して本や雑誌を買ったわけではないので、「せっかく買ったんだから最後まで読もう」と言う気持ちはありません。
同じような記事が2つ並んでいれば、より分かりやすそうな記事が選ばれます。

分かりやすさや具体性を加えるテクニックはたくさんありますが、使いやすいテクニックの1つがタイトルに数字を入れることです。
よく使われるパターンには、「100人が選んだ」、「200%アップする」、「7つの法則」、「3分で読める」、「〜歴10年の」などがあります。

自分の中でパターンをいくつか持っておくと、タイトルをつける時に役立ちます。
数字を入れてみてしっくりこない時は、次のパターンを試す、Search Consoleでクリック率を見て変更するなどしながらコツを掴んでいきましょう。

⑤上位サイトと差別化をしてこぼれたユーザーの心をつかむ!

ルール⑤は、書いた記事が10位以内に入ったが、なかなか3位以内に入らないという時に役立つテクニックです。
実は、ユーザーの7割、8割は上位3サイトのうちのいずれかを見て、検索をやめてしまう人がほとんどです。

自分が何かを調べる時を思い返してみましょう。
4位以下のページを見ること、ましてや2ページ目まで記事を探すことはほとんどないはずです。

では、全く4位以下では意味がないかというと必ずしもそんなことはありません。

例えば、ある商品の口コミがみたい時に、1位〜3位までの記事がその商品の良いところをフィーチャーした記事の場合、4位にその商品の悪い点を取り上げた記事があるとクリック率が上がりやすい傾向にあります。

同じような記事が並ぶ中で、あえて訴求の方向性を変えるテクニックです。
また、どんな商品でも損をしたくないから悪い点を知っておきたい、本音が知りたいと言う気持ちのユーザーは多いものです。

上位3サイトに入らないと言う場合には、あえて他のサイトと差別化をして見るのも良いでしょう。

ブログの記事タイトル付けの5つのルールまとめ

記事のタイトル付けは、「誰に」、「何を」、「どのように」の3つを意識しましょう。

まずルール①、②で「誰に」、「何を」の部分を明確にします。
その際に、ルール③で1ページに1つのテーマになっているかもチェックしましょう。
このルール①〜③を意識することが、狙っているキーワードで上位表示させるために必要最低限のポイントになります。

ルール④、⑤では「どう」を意識して、よりクリック率(CTR)をあげ、他のサイトと差別化をしていきましょう。
実際にどのくらいクリック率に変化があるかは、Google Search Consoleを使えば計測することができます。

データを見るのが苦手という場合には、まずは、ルール①〜③だけでも構わないと思います。
どんなに良い記事を書いても、本文が読まれなければ意味がありません。
初めはタイトルを1つつけるだけでも20分、30分かかることがありますが、タイトルでどのくらいPVが変わるかを実感すれば、タイトルへのこだわりが自ずと出てくるはずです。

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