履歴書の年齢は満年齢で記入?|間違いやすいパターンと間違った時の対処法

履歴書には、志望動機や学歴、職歴の他に氏名や年齢などを記入する欄がありますよね。
「自分の名前や年齢くらい正しく書ける!」と油断していると、意外な部分でミスをする危険性があるのです。

この記事では、履歴書の年齢を書く際の注意点について説明します。

履歴書の年齢は満年齢で記入する

履歴書の年齢欄は(満◯◯歳)のように、満年齢で記入します。
履歴書には、すでに「満」と記入されているのが一般的ですが、普段意識していないと「満年齢って何?」って感じですよね。

満年齢とは、いわゆる自分の年齢のことです。
生まれた時点を0歳として、次の誕生日を迎えた時を1歳とカウントします。

一方で、数え(かぞえ)年とは生まれた時点を1歳とする年齢の数え方です。
履歴書の年齢は、満年齢なので普通に年齢を書けば良いと思って大丈夫です。

満年齢でよくある間違いパターン

今の年齢を書けば良いのですが、実は注意しなければいけない点があります。
それは、履歴書を記入するタイミングでの年齢とは限らないということです。

履歴書の日付は、記入したときの年齢ではなく、履歴書の提出日での年齢を書くということです。

そのため、履歴書を郵送する場合には、郵送日の満年齢、面接に持参する場合には面接日の満年齢を記入します。

早めに履歴書を作成した場合には、日付を空白にして面接日が決まった時に記入するケースも少なくありません。
もし、転職活動をしている時に誕生日を迎える場合には、満年齢が変わる可能性があります。

その場合には、日付だけでなく年齢欄も空白にしておき、提出する際に忘れずに埋めるようにしましょう。

履歴書の生年月日は和暦?西暦?

もう1点履歴書の年齢に関して注意すべきなのは、生年月日の書き方です。
昭和、平成などの和暦が書くか、19××年のように西暦が書くべきか迷っている方もいるでしょう。

これは、和暦、西暦のどちらを使っても問題ありません。
しかし、履歴書のその他の箇所(学歴や職歴など)と合わせる必要があります。

つまり、大学などの入学年を西暦で書いていれば、生年月日も西暦、和暦で書いているなら生年月日も和暦で書きます。

自分で書きやすい方で記入して構わないのですが、面接などではどのような話の流れになるか分からないので念のため、西暦、和暦の両方で自身の経歴については理解しておくことをおすすめします。

履歴書の年齢を間違った場合の対処法は?

もし年齢や生年月日を間違って記入して、履歴書を郵送してしまったらどのように対処すれば良いでしょうか?
履歴書は、採用が決まれば入社の手続きでも基本情報の確認書類として使用されるケースが多いので、正確に書かなくてはいけません。

しかし、故意ではない年齢や生年月日のミスであれば、経歴詐称などで採用の取り消しや解雇につながる可能性は低いと言えます。
企業も生年月日から逆算することもできますので、大きな心配はいらないでしょう。

ですが、企業が間違った情報のまま入社手続きをしてしまうと書類を再度作成しなくてはいけないなどの手間をかけてしまうことは考えられます。

ミスに気づいたのであれば早めに自分から申告するのが社会人としてのマナーでもあるので、誤りに気づいたら面接時などに正確な情報を伝え訂正するのが良いでしょう。

履歴書の年齢の正しい書き方のまとめ

履歴書には、満年齢を書きます。
満年齢とは、普段使用している年齢のことなので、生まれた時点を0歳として次の年の誕生を迎えたら1歳とする数え方です。

履歴書の場合には、現在の満年齢ではなく、履歴書を郵送する日、持参する場合には持参日での満年齢となるので注意しましょう。
もし、誕生日が近いなら先に年齢欄を記入してしまうと、転職活動中に満年齢が変わる可能性もあります。

履歴書の日付などと一緒に、年齢の欄も空白にしておき、提出する前に記入するようにしましょう。

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