WEBライターは時給換算するといくら?最低賃金以下になるって本当?

WEBライターの収入は時給換算するといくら?

WEBライターは、主にWEBメディアに掲載される記事を専門に書く仕事です。
紙媒体のライターと異なり、厳しい文字数の制限がないこともありクラウドソーシングを利用してライティング経験なしでも、WEBライターとして仕事を受けることができます。

主婦や学生でもWEBライターとして活躍している人がいる一方で、家でできる簡単な仕事と考えて始める人も。

しかし、1記事1,000円の記事を2〜3時間かけて書き上げるような案件もある現実に長く続かない人もいます。

この場合時給換算すると300円〜500円程度で、アルバイトした方が稼げることになります。

WEBライターの報酬は最低賃金を下回る可能性もある

東京都の場合は、この記事を書いている時点での最低賃金は958円だそうです。
アルバイトなどで働く場合には、都道府県ごとに決められた最低賃金を下回ることはないため、1時間働けばその額以上は確実に稼ぐことができます。

クラウドソーシングなどで仕事を受けるフリーランスのWEBライターの場合には最低賃金は関係ありません。
未経験であれば初めから最低賃金を超えるような報酬を稼げることはまれです。

記事を書くポイントを抑え、スキルアップをしていけば時給換算しても十分な額を稼ぐこともできます。
初心者から中級者にステップアップする目安として、まずは最低賃金を超える時給換算で1,000円以上を目指しましょう。

時給が低くてもWEBライターであることのメリットは?

時間あたりの報酬を上げるにはライティング実績を作り、スキルアップする必要があります。
また、納期を守ることができれば自由に時間を使えるのもメリットと言えます。

中には好きなジャンルで記事を書けるだけで幸せと言う人もいるかもしれません。
しかし、仕事としてやるのであれば周りよりも稼げるようになりたいですよね。

次に、記事単価を上げるためのポイントを説明していきます。

WEBライターが時間あたりの単価を上げる5つのポイント

記事単価を上げる前に、まずは1記事を書き上げるのにどのくらいの時間がかかるのかを把握しましょう
テーマによってかかる時間が違うと思いますが、平均して30分なのか、1時間なのかを知る事が重要です。

WEBライターの報酬システムは、1記事ごとに単価が決まる記事単価と、文字数によって単価が決まる文字単価のどちらかになります。
基本的には、短い時間でたくさんの記事、文字を書く事ができれば単価を上げる事ができます。

得意ジャンルを見つける

得意なジャンルを見つけることで、生産性は上がります。
WEBライティングの案件には、カードローンなどの金融関係の記事から、美容や恋愛、旅をテーマにした記事など様々なジャンルがあります。

ジャンルを問わずに仕事を受ければ、受注件数を増やす事もできますが、知識がないジャンルだと記事を書くのに時間はかかります。

副業などでWEBライティングをしているなら本業の仕事での知識を生かしたジャンルや、趣味などで詳しいものがあればその知識を利用できるジャンルが良いでしょう。

また、詳しいジャンルを作るために資格をとったり、1つのジャンルを中心に案件を受けながら詳しくなっていったりすることもおすすめです。

情報収集に時間がかからないジャンルが人気

得意なジャンルをつくることとも似ていますが、ジャンルによってはどうしても情報収集に時間がかかるものがあります。
例えば、法律を調べたり、取材などが必要になったりするテーマは1記事書くだけでも時間がかかります。

ですが、自分の意見や感想を書くのであれば、調査にかかる時間は少なくなります。
恋愛コラムなどの場合には、情報収集をしなくても記事を書く事ができる場合もあり、このような案件を増やしていくのも1つの手です。

タイピングスピードを上げる

単純な事ですが、文字を打つスピードが上がれば記事を書くスピードも上がります。
タッチタイピングができない場合には、タッチタイピングのスキルを磨くだけでも1時間あたりの生産性は上がります。

記事単価の高い案件を探す

どんなに記事を書くスピードをあげても、もともとの記事単価が低ければ大量に書かなければ十分な報酬には届きません。
そのため、早く書く訓練や工夫だけでなく、品質の高い記事を書く事を心がけましょう。

WEBライターが稼げないと言われる1つの理由は、記事の品質にあります。
コンテンツマーケティングが認知度を高めている一方で、そこそこの記事をできるだけ安く買いたいというクライアント側のニーズがあるのも確かです。

安く原稿を買う事を重視しているクライアントは、時間がかかる記事へのフィードバックもあまり行わない可能性もあります。
そうなると、受注実績は増えてもライターとしてのスキルアップはしにくいという事がおきます。

未経験で記事単価の高い案件を受注するのは簡単ではありませんが、時間をかけて書き上げるタイプとスピード重視で数をこなすタイプの2種類の案件でバランスを取るのが良いでしょう。

構成を先に作るとスムーズ

スピードを上げることにも、品質の高い記事を書くことにもつながるポイントがあります。
それは、すぐに本文を書き出さない事です。

得意なジャンルであっても、なんの準備もせずに文字にしていくと拙い説明になったり、同じ事を繰り返してしまったりします。
まずは、テーマを決め、どのような内容を、どのような順番で書いていくのかをしっかりと決めましょう。

先に構成をつくる事で、冗長な説明や、テーマからの大きな脱線を防ぐ事ができます。

在宅、アルバイトなど月給制のWEBライターも可!

WEBライターはクラウドソーシングや自力で営業をしてフリーランスで活躍する人も多いですが、在宅、アルバイト、正社員を問わず月給制で働く事もできます。

月給制なので、どれだけ記事を書いても一定額の給与であったり、時間による制約があったりと多くの人が持つWEBライターのイメージとは異なるかもしれません。
また、企業への出社が必要なら記事を書くだけでなく、企画や編集などのスキルも求められるケースもあります。

その分、様々なスキルを習得することができる点はメリットと言えます。

記事を書くだけでなく1からメディアの運営に関わりたい人、安定して収入を得たい人は月給制の人材募集を探してみも良いでしょう。

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